株の始め方!これから株を始めたい人にも分かりやすく一から手順を解説!
「これから株を始めよう!」と思ったのはいいものの、まず何から手を付けていいのか分からないという人は多いと思います。
ですがご安心ください。株の始め方は決して難しいことではありません。
当ページでは初心者さんにも分かりやすいよう、株の始め方を手順に沿って解説していきます。
【準備】資金を用意
株を始めるためには、軍資金となるお金が必要になってきます。
まず、最初に言っておきたいのが、資金は必ず余裕のある範囲内で用意するようにしましょう。
いきなり大金をつぎこんでしまうと、大きく損をしてしまうリスクが高いので、初心者のうちは必ず余剰資金で行うようにしてください。
ではいくら必要なのかと言いますと、一般的には「10万~100万円」くらいの資金で始める方が多いようです。
【手順1】証券口座を選ぶ
資金が用意出来たら、株取引を行うための証券口座を選びましょう。
初心者におすすめなのが以下の口座です。
松井証券
松井証券は、1日の取引合計金額が「10万円以下」なら手数料が無料です。
また、NISA口座を開設した場合は、NISA口座内の取引の手数料は約定金額に関係無く永久無料となります。
少額からスタートしたい初心者や、NISA口座を開設しようと考えている方には松井証券がおすすめです。
SBI証券
ネット証券と言えばSBI証券と言えるほど、人気・実力を兼ね備えた証券会社です
オリコン顧客満足度ランキング第1位連続受賞の実績があります。
手数料・情報量など、どれをとってもトップクラス!メイン口座にも最適です。
SBI証券は、NISA普及にも積極的に取り組んでいるのも大きな特徴の一つで、NISA口座なら、国内株の手数料が完全無料で売買できます。
楽天証券
楽天証券はその名の通り、楽天市場などで有名な楽天グループの証券口座です。
株取引額に応じて「楽天スーパーポイント」がもらえるので、楽天サービス(楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックス)を利用している人におすすめです。
取引ツールが使いやすく、四季報やリアルタイムニュースなど重要な情報がリアルタイムで表示されるのも嬉しいです。
【手順2】口座開設の申込み
開設したい証券口座が決まったら、実際に証券口座開設の申込みをしましょう。
口座開設の申し込みは、パソコンやスマホを使ってネット上から簡単に申込みをすることができます。
まずは、申込みをしたい証券会社のサイトへアクセスしてください。
すると、「口座開設はこちら」などと書かれたボタンがありますので、クリックします。
申込みフォームが表示されるので、必要事項を記入して手続きを行います。
【主な必要事項】
・氏名
・生年月日
・性別
・電話番号
・メールアドレス
・住所
・銀行口座情報
・特定口座の選択(※)
(※備考)特定口座とは?
株取引で年間で20万円以上の利益を得た場合、税金を支払う必要があるわけですが、
「特定口座(源泉徴収あり)」を作成した場合、証券会社が代わりに税金計算をして納税してくれるので、自分で確定申告をする必要がありません。
「特定口座(源泉徴収なし)」を作成した場合、証券会社が1年間の取引をまとめた書類を用意してくれます。確定申告は自分でする必要があります。
「一般口座」を作成した場合、損益計算や書類作成、確定申告全て自分で行う必要があります。
確定申告とか面倒だから全て任せたいという人は、「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめ、
面倒でもしっかりと節税したいという人は「特定口座(源泉徴収なし)」がおすすめです。
【手順3】本人確認書類のアップロードまたは送付
証券口座を開設するためには、マイナンバーや免許証などの本人確認書類が必要になってきます。
本人確認書類の提出方法は、Webサイト上からアップロードする方法と、証券会社から送られてくる封筒に同封して返送する方法があります。
どちらの方法でも構いませんが、郵送の手間もかからず最短で申込みできるので、Webサイト上からアップロードする方法がおすすめです。
必要な本人確認書類は、
個人番号カードを持っている場合は、「個人番号カード」の表・裏の画像のみでOKです。
個人番号カードを持っていない場合は、「マイナンバー通知カード」と、「顔写真付き本人確認書類(運転免許証など)」の画像でOKです。
【手順4】IDとパスワードでログイン
口座開設申込み後、必要事項や書類に不備が無ければ、最短で翌営業日~1週間程度で、ネット証券ログイン用のIDとパスワード等が書留で送られてきます。
このIDとパスワードを使って、ネット証券のホームページからログインしましょう。
※このパスワードは最初にログインする際に必要なもので、ログイン後は自分の好きなパスワードへと変更することが可能です。
【手順5】口座に入金
ログインができたら、口座に入金しましょう。
入金方法は、インターネットバンキングや、銀行窓口・ATMでの振り込みなどがあります。
個人的には、手数料無料で、入金が即時反映されるネット入金がおすすめです。
【手順6】買いたい株を選ぶ
入金が完了したら、株取引の準備完了です。買いたい株を選びましょう。
どの株を選んでもいいというわけではなく、今後、株価が上がる銘柄を選ぶ必要があります。
とはいえ、初心者のうちはなかなか分からないと思いますので、身近なところから探すといいでしょう。
最近気になっている商品やお店、サービスなどに関連する会社を調べてみるのが良いと思います。
その会社がこれから業績を伸ばしていけるかどうかを予測するために、まずはどんな事業を行っているかチェックしてください。
そして、株価に大きな影響を与える企業業績(売上・営業利益・純利益など)をしっかりチェックしましょう。
【手順7】買い注文を出す
買いたい株が決まったら、買い注文を出しましょう。
なんだか難しそうと思うかもしれませんが、何も難しいことはありません。
どの株(銘柄)を何株(株数)買うのかを注文するだけです。
注文方法の基本として、「成行注文」と「指値注文」があるのですが、この2種類を覚えるだけですぐに取引が出来るようになります。
成行注文とは、株価がいくらでも買いたい(売りたい)注文方法で、
指値注文とは、自分で購入(売却)する価格を決めて注文する方法です。
つまり、「この値段じゃないと買いたくない」といった場合には、指値注文をします。
例えば、現在500円の株価の銘柄に対し、「株価が400円以下になったら1000株買いたい」「株価が600円以上になったら1000株売りたい」といったような注文方法です。
基本的には、
「いくらでもいいから今すぐ買いたい・売りたい」といった場合には「成行注文」、
それ以外の場合は、「指値注文」を行いましょう。
まとめ
以上、株の始め方について解説しました。
冒頭でも述べましたが、特に初心者のうちは、余剰資金内で運用するようにしてください。
株式投資は損をするリスクがあるということだけは絶対に忘れてはいけません。
自分の大切な資産を運用するわけですから、適当にトレードするのではなく、しっかりと学び、きちんと自分で判断できる投資家になることを目指しましょう。
コメントフォーム