順張りとは?メリットや注意点など株初心者にも分かりやすく解説!
順張りは株価のトレンドに沿って売買を行う投資手法のことを言います。
今回は順張りとはどんな投資手法なのか、
メリットや注意点など、株初心者にも分かりやすく解説します。
順張りとは
順張りとは、株価のトレンドと同じ方向に『買い』や『売り』の取引を行う投資手法のことを言います。
株価が上昇している(上昇トレンド)時に『買い』、株価が下落している(下落トレンド)時に『売り』を行います。
順張りで大きな利益を得るためには、トレンドの初期段階で売買を行い、そのトレンドの波に早めに乗ることが重要です。「買い」の場合では、株価が上昇する初期の段階で株を購入し、株価が上昇しきった段階で株を売ることで大きな利益を得ることが出来ます。「売り」の場合では、株価が下落する初期の段階で株を売却(空売り)し、株価が下落しきった段階で株を買い戻すことで大きな利益を得ることが出来ます。
順張りの反対が逆張り
株価のトレンドとは逆の方向に取引を行うことを「逆張り」と言います。
逆張りは、トレンドの転換を狙って売買を行う投資手法です。株価が下落している(下落トレンド)時に『買い』を行い、トレンドが転換して上昇に転じた後に『売り』を行って利益を得ます。また、株価が上昇している(上昇トレンド)時に『売り』を行い、トレンドが転換して下落に転じた後に『買い』を行って利益を得ます。
順張りのメリット
順張りは、トレンドと同じ方向に取引を行うので、初心者でも売買判断がしやすく、短期間でも利益を得られる可能性が高いです。
上手く初動に乗って、そのトレンドが長期的に続くことになれば、大きな利益を得ることも可能です。
順張りのデメリット・注意点
トレンドはいつまで続くか分からないため、売買後にトレンドが転換して、損失を出してしまう可能性があります。
一度上昇トレンドが転換すると、そのままずるずると株価は下落していく傾向にあるので、損失がどんどん膨らんでしまうリスクがあります。これまで右肩上がりに株価が上昇していった分、それだけ株価を下げるポテンシャルも持っています。
特に、株価が大きく急上昇した後は要注意です。急上昇後のタイミングで購入すると、その後株価は暴落して大損してしまうリスクが高まります。いわゆる「高値掴み」です。
こうした高値掴みを避けるためにも、売買タイミングを間違えた場合には、適切に損切りをするようにしてください。
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