株って儲かるの?勝てる割合はどれくらい?

株って儲かるの?勝てる割合はどれくらい?

これから株式投資に挑戦しようとしている人が最も気になることは

「株って本当に儲かるの?」

といったことではないでしょうか。せっかく株式投資をするのであれば、誰だって利益を得て儲けたいですよね。

そこで今回は、実際のところ株は儲かるものなのか、勝てる割合はどれくらいなのか、そのあたりについて触れていきたいと思います。

まずは株で儲かる仕組みを理解しよう

株で儲かる仕組みには、大きく3つの種類があります。

値上がり益(キャピタルゲイン)

値上がり益(キャピタルゲイン)とは、自分が株式を購入した時の金額よりも、株価が上がった時に売れば、その差額分が利益になるということです。

例えば、「100円」で購入した株を、株価が「120円」になった時に売却すれば「120円-100円」で「20円」の利益を得ることができるということです。(※手数料などは考慮していません)

とにかく安く買って高く売るというのがポイントです。株で利益を得るための一番のメインになるのが、この値上がり益となります。

配当(インカムゲイン)

配当(インカムゲイン)とは、会社が儲けた利益の一部を株主に還元することを言います。

配当は株を保有しているだけで受け取ることができますが、配当される額は会社の業績に応じて変わります。(※会社の業績などによっては配当無し(無配)の場合もあります)

株主優待

株主優待とは、会社が定めた特定の日に株を保有していると、会社の商品や地域名産品、金券、割引券などがもらえる仕組みのことを言います。(※全ての企業が行っているわけではありません)

果たして株は儲かるのか

株式投資は元本保証がありませんので、儲かることもあれば損をすることもあります。

ただし、株式投資はギャンブルではありません!

しっかりと知識をつけ着実に運用することで、高い確率で利益を得ることが出来ます。

どれくらい儲かる?大儲けして億万長者になれる?

「専業主婦が株で1億円稼いだ!」
「100万円の資金で10億円稼いだ!」

このような話を聞いて、株式投資に興味を持った人も多いかもしれませんが、このようなケースはよほど運が良かったか非常に稀でレアケースです。

もちろん可能性はゼロではありませんが、これは広告の売り文句であり、基本的には無理だと思った方がいいでしょう。

株式投資は一度にガッポリ儲けるというよりかは、長期的に安定して利益を出し続けるものだと考えています。目先の利益に目が眩んでしまうと、大損してしまうリスクが高まるので注意が必要です。

年利で見ると、「20%」稼ぐことが出来れば上出来だと言えます。プロの投資家でも「30%」いけばかなり良い方だと言われています。

株初心者の8割が負けている?

株式投資に限らず、投資の世界では「8割の人が負けている」とよく言われています。

「上がるか下がるかだけなのにそんなに負けるわけないじゃん!」と思われるかもしれませんが、必ずしも間違っているとも言い切れないのです。

パレートの法則をご存知でしょうか。

パレートの法則とは、マーケティングや統計分野でよく用いられる法則であり、あらゆるデータが「8:2」の比率で集約されるというものになります。

株式投資に当てはめてみると

負ける人→80%
勝つ人 →20%

という割合で見ることが出来ます。

つまり、一部の個人投資家や機関だけが儲けを占めていて、その他大勢は損をしているということになります。

いきなり夢の無い話をしてしまいましたが、悲観する必要は全くありません。

なぜなら、この80%の中のほとんどの人が、間違ったトレードをしているからです。しっかりと知識と情報を得て、正しいトレードをすれば、必ずや20%の中に入ることが出来るでしょう。

株で負ける人の特徴

株で勝つ人と負ける人とでは、投資スタイルが大きく異なってきます。株で負けている人は「8割」と言われていますが、この負けている人にはどのような特徴があるのでしょうか。

株で負ける人の特徴を知り、その逆をいくことが出来れば、勝ち組への一歩を踏み出すことが出来るはずです。

それでは、株で負ける人にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

勉強・情報収集をしっかりと行っていない

知識がほとんど無い状態で資金をつぎ込むのは非常にリスキーな行為であると言えます。

株式投資はギャンブルではありません。株価の動きには必ず理由があるのです。

株で儲かっている人というのは、勉強や情報収集に力を入れています。もちろん、勉強や情報収集をしっかりしたからといって100%儲かるというわけではありませんが、ある程度のリスクを抑えることが出来ます。

ギャンブルという考えを捨て、株取引の基礎知識や企業業績、世界情勢の動き等、勉強や分析に真剣に取り組むようにしてください。勉強方法の詳細などは、こちらの記事を参照してください。⇒「株の勉強法を紹介!投資をしたいけど何から手を付けたらいいか分からない人も安心!

短期で利益を得ようとする

大きな金額を動かせる機関やプロの投資家がいる中で、個人投資家が短期で利益を得ることは非常に難しいです。

もちろん短期で利益を得ようとすることが間違いということはありませんが、それなりの知識やテクニックが必要になってきます。

そのため、初心者のうちは短期で利益を得ることにあまりこだわらずに、長期での投資も視野に入れたトレードを心掛けた方が良いでしょう。

リスク管理が出来ていない

株で100%勝つということは絶対にあり得ません。しかし、リスク管理をして損失を小さくすることは可能です。株で負けている人はこのリスク管理が出来ていません。

リスク管理の方法にはどんなものがあるのか、いくつか例を紹介します。

1つ目は、損失を小さくするために「損切りライン」を決めることです。「○○%下げたら損切りする」といった自分ルールを徹底して守ることで、大損してしまうリスクを減らすことが出来ます。

2つ目は、複数の銘柄に投資をすることです。一つの銘柄だけに投資をするのではなく、複数の銘柄に投資をすることでリスクを分散させることが出来ます。

3つ目は、余剰資金で運用することです。普段の生活費など手を出してはいけない資金で運用しようとすると、気持ちに余裕が無くなり間違ったトレードをしてしまいがちになります。

4つ目は、投資する資金を増やしすぎないことです。大儲けをしようとして大金を投入すると、大きく儲かるチャンスも増えますが、大きく損をするリスクも増えます。

利益が出たらすぐに売ってしまう

少しでも利益が出たらすぐに利益確定をしている人は、ほとんどが株で儲けることが出来ていません。

株価が上がって少しでも利益が出ると、その後株価が下がってしまうのではないかと心配になるのかもしれませんが、これは絶好のチャンスを逃していることになります。

利益確定はすぐにする反面、損切りはなかなか出来ないというのは、典型的な株で稼げていない人だと言えます。

どんなに優れたプロの投資家でも購入した銘柄の株価が下がることはあります。

仮に、「5%」上がったら利益確定、「10%」下がったら損切り、ということを行っていたら、トータルで損をしてしまうことになります。

つまり逆にすればいいわけです。利益確定は延ばし、損切りは早めに実行する、を徹底すればトータルで勝つことが出来るようになります。

まとめ

株式投資はしっかりと勉強をして知識や情報を得て行えば、かなりの高確率で儲けることが出来るでしょう。

株は決してギャンブルではありません。

一気に大金を稼ごうとするのではなく、長い目でコツコツと堅実に稼いでいくことが大切です。

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