IPOにおすすめの証券会社は?取り扱い銘柄の多い口座から穴場まで幅広く紹介!

IPOにおすすめの証券会社は?取り扱い銘柄の多い口座から穴場まで幅広く紹介!

IPO(新規公開株)は、未上場企業が新規に証券取引所に上場し、投資家が公募価格(上場前に付く一時的な価格)で購入することが出来る株のことを言います。

IPOの一番のメリットは、初値(上場日当日の株価)が公募価格よりも大きく上回って利益を出せるケースが非常に多い点です。そのため初心者でも利益を出しやすいと言われています。

IPO投資をするためには証券会社の口座が必要です。ですが、どの証券会社から申し込んでも同じというわけではありません。IPOは多くの投資家から人気があるので、購入出来るかどうかは抽選になります。当選確率を上げるためには証券会社選びが重要なカギとなります。

そこで、当記事ではIPOにおすすめの証券会社を紹介します。取り扱い実績のある定番の証券会社から、ライバルの少ない穴場な証券会社まで幅広く紹介しますので、ぜひ口座選びの参考にしてください。

IPO投資におすすめの証券会社

SBI証券

SBI証券は、取扱銘柄数、主幹事数ともにトップクラスの実績を誇ります。IPO投資をするには必須の証券会社だと言えるでしょう。

中でも取り扱い銘柄数が突出しています。取り扱い銘柄が多いということは、多くのIPO銘柄に申し込むことが出来ますので、その分抽選を受けられるチャンスが増えるということになります。

主幹事証券会社を担当する機会も多いです。主幹事証券会社とは、そのIPO株の一連の流れをとりしきる証券会社のことであり、他の証券会社よりも圧倒的に多くの株数を割り当てられます。そのため、主幹事証券会社から申し込むことでIPOの抽選確率を上げることが出来るということになります。

さらにSBI証券には「IPOチャレンジポイント」があるのも大きな特徴です。IPOの抽選に外れるたびにポイントが貯まっていき、このポイントを利用することで当選確率が上がっていきます。抽選に外れ続けるほどポイントが貯まっていきますので、必ず当選することが出来るようになります。

抽選方法は70%が完全平等抽選で、30%がIPOチャレンジポイントとなっています。

SMBC日興証券

SMBC日興証券も取扱銘柄数、主幹事数ともにトップクラスの実績を誇る証券会社です。

長年の実績と信頼のある大手証券会社のため、主幹事を務めることが多く当選確率の上がりやすい点がメリットです。

1人1票の平等抽選なので、資金量に関係なく当選確率は同じとなっています。さらにダイレクトコース限定の特典として、ステージ別抽選があります。ステージ別抽選は、抽選しなかった方を対象に、預かり資産残高などによって決まる「ステージ」に応じて抽選票数が割り当てられることになります。つまり、2回の抽選チャンスが設けられることになります。

マネックス証券

マネックス証券は、主幹事実績はほとんどありませんが、取扱銘柄数の多い証券会社です。

マネックス証券のおすすめポイントは、ネット抽選の配分がほぼ100%、1人1票の完全平等抽選を採用している点です。

資金残高や取引実績に関係なく、全て平等に抽選が行われます。そのため少ない投資資金で取引をしたい人や株初心者こそ、ぜひとも利用したい証券会社です。

大和証券

大和証券は、主幹事実績を飛躍的に伸ばしている証券会社です。大手ということもあり、取り扱い銘柄数もトップクラスです。

抽選は配分予定数量の10~15%を、1人1票の完全平等抽選で行われます。

野村證券

野村證券は、主幹事実績がトップクラスを誇る大手証券会社です。取り扱い銘柄数もまずまずです。

野村證券のIPOは資金(事前入金)不要で抽選に参加可能なので、気軽に参加することが出来ます。資金は当選した後の購入申し込みまでに入金すればOKです。※他のほとんどのネット証券会社では、申込時に入金が必要となる「完全前受制」を採用しています。

抽選はネット配分10%の完全平等抽選を採用しています。

岡三オンライン

岡三オンラインは、IPOの取扱を拡大しており、取り扱い銘柄数が増えています。

岡三オンラインのIPOは資金(事前入金)不要で抽選に参加可能なので、気軽に参加することが出来ます。

抽選は取引実績に応じたステージ制も導入されていますが、ほとんどが1人1票の完全平等抽選で行われるので、多くの投資家にチャンスがあります。

口座開設数はまだまだ少なめかと思うので、ライバルが少なく当選しやすい穴場的な証券会社とも言えます。

auカブコム証券

auカブコム証券ではグループ会社である三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受けるIPOへの申し込みをすることができます。

「IPO Lab」というIPO投資に特化したアプリがあるので、IPO情報をいつでもどこでも手軽にチェックできて便利です。

抽選はほぼ100%、システムによる完全平等抽選で行われます。

楽天証券

楽天証券は、以前はIPOの取り扱いが少なかったのですが、近年IPOに力を入れるようになってきており、取り扱い銘柄数が急増しています。

抽選は100%1単元1票の完全平等抽選なので、取引実績に関わらず平等に当選チャンスがあります。

松井証券

松井証券の取り扱い銘柄数はまずまずですが、資金(事前入金)不要で抽選に参加可能なので、気軽に参加することが出来ます。

抽選はネット配分70%以上、1人1票の平等抽選を採用しています。

SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券は、SBI証券が引受けた銘柄の一部を委託販売しています。

通常、IPOは100株単位での申し込みになりますが、SBIネオモバイル証券のIPOは1株単位から申し込みが可能なので、誰でも気軽に参加することができます。そのため少額で取引をしたい初心者の方にもおすすめです。

抽選は完全平等抽選の他に、「若年優遇」や「取引継続優遇」などの」優遇枠も用意されています。

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券はIPOの取り扱い銘柄数が多いので、本格的にIPO投資をしたい投資家は抑えたおきたい証券会社です。

抽選はネット配分10%ほどで、1人1票の完全平等抽選です。

GMOクリック証券

GMOクリック証券はIPOの取扱銘柄数は非常に少ないです。

しかしその分IPO目当てで口座を開設する人が少ないので、ライバルも少なく当選チャンスが高まる穴場証券会社だと言えます。

抽選は100%1単元1票の完全平等抽選なので、取引実績に関わらず平等に当選チャンスがあります。

東海東京証券

東海東京証券は、大手証券会社ほどではありませんが、まずまずのIPO銘柄数を誇ります。また、年に1~数回ほど主幹事も務めています。

割当数量のうち10%は取引実績に関わらない完全平等抽選となります。ただし東海東京証券への引受株数が2,000単位未満の場合は、取引実績等による個人優遇ステージを適用し、ステージ毎抽選にて配分されます。

まとめ

IPOにおすすめの証券会社を紹介しました。

IPOの当選確率を上げるには、多くの抽選に応募するのはもちろんのこと、ただ闇雲に参加するのではなく、銘柄の割り当て数の多い証券会社から応募したり、完全平等抽選の証券会社を選んだり、ライバルの少ない穴場証券会社を選ぶといった工夫も重要なポイントになります。

口座開設自体は無料でできるので、いつでもIPOに参加できるよう複数の口座を開設しておくことをおすすめします。

IPOで少しでも当選確率を上げたい方は、当記事を参考にぜひ口座開設をしてみてください。

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