日経平均暴落!コロナウイルスの影響はいつまで?今注目したい銘柄は?

日経平均暴落!コロナウイルスの影響はいつまで?今注目したい銘柄は?

新型コロナウイルスによる肺炎感染拡大の影響で、東京株式市場は5日続落、2月28日には一時2万1000円を割り込む暴落となりました。

結局2月28日の終値は前日比「805円27銭(3.67%)」安の「21,142円96銭」となり、波乱の一週間の幕を閉じました。

まさに2008年10月のリーマンショック級の暴落と言えます。ここ数日間で頭を抱えずにはいられなかった投資家も多かったことでしょう。

影響は日本だけでなく世界にも

新型コロナによる影響は日本だけでなく世界にも広がっており、世界同時株安となっています。

これまで安定して上昇トレンドを維持してきた米国株市場にも影響を及ぼし、ダウ平均は2月28日には一時、「1000ドル以上」下落、この一週間で「3500ドル以上」暴落し、リーマンショック以来の下げ幅を記録しています。

株価はどこまで下がる?

現在も新型コロナウイルスの感染が広がっており、政府が全国小中高などの学校全ての休校を要請したり、全国各地のイベント自粛、テーマパーク休園などの異例の事態が続いています。

経済活動の停滞は避けられず、一層経済に与えるダメージへの警戒感が強まっています。

そのため今後さらなる株価の下落が予想されるとの見方が広がっており、中には「日経平均は2万円を割るのではないか」といった見方も出ています。

新型肺炎の混乱がどこで収束するのか分からない以上、予断を許さない状況が続くことは避けられないでしょう。

今注目の銘柄をピックアップして紹介

全面安状態の中、注目が集まっているのはウイルス感染防止銘柄や、テレワーク銘柄、オンライン学習関連銘柄です。

今回はその中でも特に注目したい銘柄をピックアップして紹介します。

フォーバル・リアルストレート (9423)

フォーバル・リアルストレートのチャート

フォーバル・リアルストレートは、企業のオフィス移転支援や内装工事を主な事業としている企業です。業界初の新技術によってウイルスを無力化し、接触感染を防止して安全なオフィス環境を構築することに注力しています。

ウイルス感染防止銘柄として注目を集めており、この地合いでも株価が大きく上昇する局面もあり、28日の終値は前日比「5.71%」高の「111円」となっています。

アセンテック (3565)

アセンテックのチャート

コロナウイルス感染拡大への対応として、テレワーク(在宅勤務)を導入する企業が増加していることから、仮想デスクトップやクラウドサービスを主な事業とするアセンテックが、テレワーク関連銘柄として注目を集めています。

28日の終値は前日比「7.87%」安の「2,787円」となっています。テレワークはすでに多くの企業が導入しており、今後も利用が広がっていくことが予想されるため、今後の伸びが期待されています。

チエル (3933)

チエルのチャート

政府が全国小中高などの学校全ての休校を要請したことを受け、学校教育向けICT事業を柱とし、授業支援システムを手掛けるチエルが、オンライン学習関連銘柄として注目を集めています。

28日の終値は前日比「4.64%」高の「2,074円」となっています。

出前館 (2484)

出前館のチャート

出前館は宅配&デリバリーサービスを手掛ける企業です。新型肺炎による巣ごもり消費関連株として注目されています。

28日の終値は前日比「13.79%」高の「990円」となっています。学校の臨時休校の影響によって、今後利用者が増えることが予想されます。

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